12/30 感謝!
2007年の営業もそろそろおしまいです。 今年もいろいろな事がありました。 先冬の暖冬の影響で、今年のシーズンは暖かいスタートでした。 当店の近辺の河川では雪シロの影響も少なく、シーズンを通して良い釣りができたようです。 利根川のハッチにからむ釣りが楽しくて、7月までの休日のほとんどを本流の釣りに費やしました。 おかげで、大好きなバス釣りや中禅寺湖などはほとんど行けませんでした。 真夏になると茹だるような暑い日が続き、釣りのかたわらでのクワガタやカブトなどの虫捕りにハマりました。 お客さんやビルダーの方々との親睦を深めるキャンプも、季節や場所を変えて三回ほど開催しました。 イワナもヤマメも、ニジマスもブルックも、バスもギルも、シイラもシーバスも・・・いろんな魚達に遊んでもらい、本当に感謝です。 魚達や仲間の存在があるから、楽しい人生を送れるのだと思います。 自然と、釣り仲間と、お客さんたちにお礼申し上げます。 来年もよろしく!
12/12 Scott Fiberglass Fly rod (vol.2)
社会人になって自由になるお金が出来ると、昔憧れたロッドたちを手に入れることが現実味を帯びてきた。 時代はグラファイトロッド全盛だったが、僕はグラスロッド特有のソフトな反発力が好きで、最終型のスコット・グラス(現行品のファイバータッチは別として・・・)を手に入れた。このロッドは、スコット社がサンフランシスコからコロラドに移転した後のモデルだったが、懐かしのブラウンのアンサンド・ブランク(昔よりちょっと濃い目だけど・・・)に、コルクチェック、ガイド・ラッピングの折り返しなど、昔と変わらないデザインが嬉しかった。 この一本でスコット・グラスに更なる興味を覚えた僕は、しばらくして、スコット・グラスの初期には「イエローグラス」と呼ばれる黄色いブランクのロッドが存在することを知ってしまう。 知ってしまったら最後。どうしても欲しい。 初期のロッドということは、スコット創始者の故ハリー・ウィルソンが組んだモノも多いはず。 Norieさんのお店で出会ってから幾年月。 僕のスコット熱はピークに達した。(画像右から・・・ブラウングラス9ftの#11、イエロー8ftの#6、同じく7ft6inの#5、コロラド製ブラウン7ftの#3)
11/28 レストア
オフシーズンになり、修理やレストアの仕事が増えてきた。このオフシーズンを利用して、みなさんもタックルの点検&メンテナンスしましょう。 分解や清掃・修理など、ご自分でするのが不安・・・という方は当店でも承っております。ロッドやリールをご持参のうえ、ご来店ください(宣伝でした!)。
それはそうと、先日(といっても結構経ちますが・・・)、お客さんのWさんからバンジョーをいただいた。 ずっと物置に眠っていたみたいなので、弦も切れていてサビや汚れもある。 今、イーグルスのDVDをBGMに、このバンジョーをレストアしています。レストアを開始すると、昔、250SS(バイク)をレストアした時の事を思い出し、思わず没頭している。楽しい。弦を張って音を出すのが待ち遠しい。 もしバンジョーが弾ける人がいたら、どうか弾き方を教えてください! Wさん、ありがとうございました。







11/06 釣りの話はおいといて・・・
3日/4日と、阪東・子持冬季釣り場付近で釣りをしながらの
キャンプをした。春夏に続いての恒例となってきた感があるが、
今回はSpゲストとして、皆勤賞の倉持氏(クラモチロッド)
をはじめ、クリハラロッドの栗原氏、Leonの三浦氏が参加
してくれて、とても豪華な顔ぶれになった。 普段はなかなか
会うことのできない竿師の方々と、火を囲んでゆっくり話す
ことができたので、お客さんたちも有意義なひと時を過ごせた
のではないかと自負しております。 贅沢にも、各氏の試作
ロッドやアンティークロッドなどを使っての「真夜中のキャス
ティング大会」も盛況で、楽しいうちに過ぎた二日間でした。
参加いただいたお客さん、ビルダーの方々、本当にありがとう
ございました。 この場を借りてお礼申し上げます。
尚、この集まりは、お客さんも、メーカーも、ビルダーも、ルアー
マンも、フライマンも関係なく、いつでも誰でもウェルカムです。
次回もこのHP上でお知らせしますので、これを読んでいる
あなたも是非ご参加ください。 P.S. 次回は雪上キャンプ
との噂も飛び交っていますが、今のところ日時は未定です。
10/29 会合
PC環境を整えていたので、しばらくぶりの更新です。 それにしても、デジタル音痴の僕にはつらい作業だったなぁ〜。 サポートしてくれた凡人代表T君、ありがとう。
そんななか、茨城の大洗まで釣りに出かけた。総数4人の上州変態倶楽部うち、変態薬剤師K、変態イージーライダーR、そして僕の3人が出席。 夜中から釣り始めてから夕方までに、メバル、カレイ、ハゼ、セイゴの4目をゲット! メバルはワーム、それ以外はアオイソメでの成果。僕らにしては十分な釣果だ。 釣りも楽しかったが、往復の車中でのマニアック・トークは圧巻だった。 自他共に認める変態三人の話題は、政治・経済に始まり、ザリガニやクワガタ、UFOやUMA、音楽やアニメ、果ては日ユ同祖論やパラレル・ワールドに至るまで多岐に渡り、白熱した議論が交わされた。 充実した24時間の旅だった。
10/06 コンサート
先日、久しぶりにコンサートへ行って来た。お店の近くの「渋川市民会館」で開催された、太田裕美・伊勢正三・大野真澄の3人共演のコンサートだ。 僕は昔からの太田裕美のファンだし、伊勢正三は「かぐや姫」や「イルカ」の曲で知っていた。何より彼はフライマンなので、「こっち側の人間」という認識があった。 ところが、大野真澄に関しては全く知識が無かった。フォークグループ「ガロ」の一員だったというのも、今回はじめて知った。 が、コンサートが始まると、彼の存在が大きくなっていった。唄の上手さも凄かったが、観客へのサービスも満点で、プロの仕事を見た思いだ。 太田裕美は、あの歳なのにとってもキレイで、透き通った歌声は昔のままだった。伊勢正三のギターテクニックには本当に脱帽した。 大ホールのコンサートもいいけど、地方の小さいホールでのコンサートは、より近い距離でアーティストに出会えるので、今まで気付かなかったアーティストの魅力を再発見できます。 これからも小さなホールのコンサートへ足が向きそうです。 (それにしても今回のコンサートの観客は団塊の世代の方々がほとんどで、僕等は平均年齢を下げてました!)
9/28 事前にチェックしてね!
9月20日。群馬県の渓流釣りの最終日。午前中の沢は
先客でイマイチなので、午後からT川へ。 T川の上流域は、
25年位前に父とよく来ていた。 久しぶりのT川は「あの頃」
と比べかなり様相が変わっていた。「これぞ源流帯!」と言
っていいくらいのダイナミックな渓相になっていて、楽じゃない
遡行が予想された。巨岩がゴロゴロしていてナメ底も多く、
その間を水が流れてる・・・という感じだ。 それでも、釣り登る
ときは夢中なのでどうにかなったが、気が付くともう午後5時
近い。 9月下旬、6時には暗くなるので、僕等は、遡行を続
けて林道への昇り口を見つけるか、川通しに下るか・・・の選
択を迫られた。 協議の末、時間も無いので確実な「下る方」
を選んだが、そこからが大変。 行きに見上げた巨岩を見下
ろす事になる。高所恐怖症の僕にはクラクラするような難所
ばかりだ。辺りはどんどん暗くなってきて時間との勝負。
足下も見えなくなる寸前、「もうヤバい!」と思ったときに入渓
点が見えた。あと10分余計に釣りを続けてたら、真っ暗な
川岸に「お泊まり」するところだった。あの足場では、暗く
なってからの歩行は無謀だ。近場の川と言っても、あなどってはイケナイ。自然の中ではいつも
キケンと隣り合わせなのだ。 最低でも、入渓点や昇り口などは下調べし、しっかりした装備で出掛けたい。コマーシャルじゃないけど、「事前にちゃ〜んとチェックしなくちゃね!」
9/10 合掌。
当店の水槽の中で3年以上暮らしていた「ホトケドジョウ」が逝ってしまった。ほんとうにホトケになってしまったのだ。 病気という感じは無かったので寿命だったのかもしれない。 ホトケドジョウは成魚でも体長約5cmくらい。扁平な頭を持っていて体もズングリしている。ちょっと見るとナマズかギバチの子供みたいだ。彼等はキレイな水の砂底に住んでいて、今では急激に数を減らしているらしい。 雑魚と呼ばれる部類の魚だが、ドジョウ離れした体型や仕草が僕は昔から好きなのだ。 いくら雑魚とは言え、近所のカ−ティスクリーク(秘密の小川)で捕獲して以来3年以上も一緒に暮らしてみると、情も移り、いなくなるとチョット寂しい。 そろそろ渓流も禁漁になるので、僕のガサ入れシーズンが始まる。 ホトケドジョウ達は、まだ’あの小川’で暮らしてるだろうか?
8/28 トンボ
暑い夏は涼を求め源流帯の岩魚釣りに通っている。 この時期の高山では、憎っくきアブ達と一緒に赤トンボ(アキアカネ)が乱舞している。アキアカネは暑い夏の間は標高の高い山中で過ごし、平地も涼しくなる10月頃下界へ降りてくる。ちなみに、夏の間に平地の池や沼で見かける赤トンボは、ほとんどの場合
’ナツアカネ’ という種類。 話が逸れたが、そんなアキアカネ達に囲まれながら岩魚たちと遊ぶのは、僕にとっては夏の風物詩となっている。
8月上旬、源流帯の ”あるプール” での出来事。 背を低くしてそのプールへストーキングしている途中、一匹のアキアカネがプールの真ん中に「ポトン」と落ちた。 その瞬間、尺を軽く越えるような大岩魚がヘッド&テールでトンボを捕食した。 僕は震える手でフライボックスの中でいちばん大きい#6のカディスを結んだ。一投目、カディスが落ちた途端、黒い影がフライの下で反転した。 しかし、それきりだった。 フライを変え、ティペットを変えながらかなりの時間粘ったが岩魚は全くの無関心を決め込んだままだった。
次の週、また ”あのプール” に挑戦した。 半信半疑だったが、今回は一応、全長10cm近いアキアカネ・フライを巻いてきた。 同行のT君が先行し、例のプールを先に攻めた。 僕が追いついた時には、彼が例のプールをかなり攻めた後だった。 「どう?」と聴くと、「一投目で大きなカディスフライを見に来たけど、それっきりでダメです」との返事。 そこで、選手交代で僕の番。T君が攻めたばかりだし、フライはオモチャみたいに大きな試作のトンボだし、僕は全く緊張感なくキャスティング。 関係ない所へテストキャストしてから本命のプール中央への一投目、フライが流れだした途端、ヘッド&テールで大きな魚がフライを捕らえた。ランディングすると尺に数ミリ足りないが立派な岩魚だった。やはり彼等はトンボを偏食しているのだ。 数日後も、同じプールをWさんと釣る機会があった。準備万端トンボフライを巻いてきたWさんは、例のプールで見事に岩魚をゲットした。やはりトンボフライが効果的で、他のフライでは釣れなかった。 「あぁ、しあわせのトンボよ〜どこへ、お前はどこへ飛んで行く〜」
長渕の唄が頭をよぎった。
8/14 真子ちゃんフォーエバー!
お盆の真っ只中、一般の人達は夏休みを満喫
しているのでしょうか、お客さんも少な目です。
こんな時は、普段サボッている仕事を進めよう
と販売用のフライをタイイングしています。
BGMは、先日 'Amazon' で買ったCD四枚。
70・80年代のアイドルのベストアルバム。
聴いていると、懐かし過ぎて涙が出そう。
タイイングの手も止まりがちです。特に真子
ちゃんはお気に入り。失恋記念日、春ラララ、
プリティー・プリティーなど名曲揃い。特に
ファンだったわけじゃないんだけど・・・。
(35歳以下の人はついてこれないかな?)
8/03 目指せ、グランドスラム!
梅雨明け宣言が発令された昨日、昔からの友人Hと源流のイワナ釣りに出掛けた。 車止めから汗かき歩くこと30分。この沢のイワナたちは水面付近に浮いていることが多く、恰好のドライフライ・フィールドなのだ。 原生林を縫って流れるこの沢では、釣りをしながらも頭上の枝々が気になる。そう、ミヤマクワガタの気配がムンムンなのだ。 この沢に来る度にチェックを入れてるのだが、未だにオスのミヤマをゲット出来ない(メスはたまに捕れる)。 この日も案の定ミヤマは不漁だが、イワナの方は好調で9寸くらいまでの美形が大勢で出迎えてくれた。夕方にはライズを繰り返す33〜4cmくらいの大イワナをゲットし、大感激! 二人とも良い釣りが出来て満足のうちに釣りを終えた。 車止めまで戻るとPM8:00を過ぎていた。 車を走らせてしばらくすると、木々の間にひときわ明るい街灯が見える。「ミヤマ、居るかなぁ?」 街灯に吸い寄せられるようにハンドルを切った。 街灯の下には黒い物体が動いていた。ミヤマのメスだ。「これはイケるかも・・・」と言ってる間に大きな虫が「ブ〜ン」と羽音を立てて飛んできた。 手でたたいて落とすと、結構良い型のアカアシクワガタのオス。 これも珍しい部類のクワガタなのだ。 気分を良くした僕等は帰宅途中の街灯をかたっぱしからチェックした。ミヤマのメスは結構捕ったし、アカアシのメスもゲット! しかし、肝心のミヤマのオスが居ない。 いい加減諦めたころ、路上に怪しい物体が転がっているのを発見し急ブレーキ。 車を降りて確認すると、念願のミヤマのオスだ! 感動が二人を包む。 結局この日、家にたどり着いた時にはすでに日付が変わっていた。 イワナ、アカアシ、ミヤマと目当てのターゲットをゲットできた昨日は、かなり充実した一日だった。 今度はグランドスラム(イワナ、ヤマメ、アカアシ、ミヤマ、コクワ、ノコギリ、カブトを一日でキャッチ
: 虫類はオスに限る)を狙って精進します!
8/01 Scott Fiberglass Fly rod (vol.1)
高校生の頃、なにかの用事で東京へ出掛けた折り、
以前から行ってみたかった原宿のNorieさんへ立ち寄った。
お店は普通のアパートの一室にあり、もちろんお金なんて
いくらも持ってない高校生のボクは、ドキドキしながらドアを
開けたものだ。 店内には高級そうな用品が陳列してあり、
いよいよ緊張がピークに達した。ロードアイランドレッドの
インディアンハックルとディアヘアーを何とか購入した。
それらのマテリアルは近所の釣具屋さんで買うものより
一段と質が良かった。そんな、緊張のお買い物の最中、
ショーウィンドーの中に見たこともないフライロッドが飾って
あって、僕はしばし見とれた。無条件に「カッコイイ!」と思
ったが、そのプライスタグを見て、僕には一生縁のない
シロモノだと悟った。 これが僕とスコットロッドとの衝撃的
な出会いだった。 その頃(約25年前)、グラファイトの
Gシリーズで7〜8万円台、グラスロッドでも4〜5万円
くらいしたと記憶している。 その後も、Norieさんから
ときおり送られてくるカタログを見ては思いを募らせる日々
が続いた。(vol.2へつづく)
7/20 オジサンは嬉しい。
夕方に雨が上がったので、帰宅途中の「気になる木」
をチェックした。この木はカミキリムシに囓られたと思われる
穴がいっぱいあって、そのほとんどから樹液が染み出している。
枝枝にライトを当てると、ノコやコクワはキリが無いほどいた。
今夜は大漁だ。カミキリ穴に頭を突っ込んでいるメタリック
カラーのカナブンの横に、真っ黒なモノが見えた。クワガタ
らしきお尻がカミキリ穴からチラッと・・・。コクワにしてはデカい
し、ノコにしては黒い。「まさか、ヒラタ?!」 もう大興奮だ。
この辺では、ヒラタクワガタは貴重種なのだ。 それはシェラ
山中のゴールデントラウトに匹敵する貴重さだ(チト大袈裟か)。
「クワガタ掻き出し棒」でコチョコチョくすぐると、イヤがって穴
から出てきた。 50ミリオーバーのヒラタだ。四十過ぎの
オヤジが真っ暗な林のなかで狂喜乱舞する光景は他人が
見たら言葉を失うだろう。しかし、オジサンは超嬉しいのだ。
この日のクワガタたちは全てリリースしました。 ヒラタ君、
もう誰にも捕られずに子孫を残せよ〜!
06/30 少年の心
ヴィンテージと呼んでもいいくらいの、当店のエアコンがとうとうブッ壊れてしまい非常に参ってる。 それでなくても、涼しい(寒い?)北海道から帰ったばかりで(この話はまた後日・・・)、この湿度と高温には耐えきれん! この状態で新しいエアコンが納入される水曜日まで耐えなければならない(今日はまだ土曜日!)。 いくらエアコン嫌いの僕でもキツイです。 でもこの感覚、何だか懐かしいなぁ。 エアコンなんて無くて、扇風機だけで過ごした子供の頃の夏休みに戻ったようで・・・。 そろそろクワガタの偵察にも行かなくては・・・。
06/18 ミノー大好き!
ミノーイングと言えば、現在では重心移動
システムが装備された本物ソックリのリアル
タイプが主流ですが、僕がルアー釣りを始めた
頃は、ミノーと言えばラパラやロングA、ヘドン
のタイガーなどが主流で、今のリアルなルアー
に比べると「やる気あるの?」と言われそうな
ルックスだった。 でも、みんないい顔してたなぁ。
僕は今でも、そんなオモチャっぽいミノープラグ
が大好きです。 まだ、トウィッチングや
ジャーキングなんて言葉が無かった頃、バスも
トラウトも同じミノーで釣ったものでした。
則さん風に言えばライブリーファミリーですな。
バスには今でも現役で使用してるけど、コイツら
でトラウト釣ったらカッコエエなぁ。久しぶりに
丸沼か菅沼あたりで一戦交えようか?
06/05 キレイなおねーさん、好きですか?
先日、当店の水槽 (フナやクチボソなど、いわゆる雑魚を飼っている)
の浄化用ポンプのモーターが壊れたので、在庫を調べていると、前橋の”R”という熱帯魚屋さんにあった。 電話で取り置きをお願いして、翌朝イチバンで伺った。 電話ではオジサンの声が対応してくれたので、そのつもりで「すみませ〜ん」と声を掛けると、奥から、とってもキレイな愛想の良いおねーさんが出てきた。予想外の展開にもうドキドキ。まるで竜宮城の乙姫様みたい。 おねーさんに見とれながら会計をすませた後、お魚も大好きな僕は、「釣り具屋をやっていて、こういう熱帯魚も大好きなんですよ。ちょっと見ていっていいですか?」と申し出た。 おねーさんは「今頃は、どんな魚が釣れるんですか?」とか、「お店はどちらですか?」などと、僕の無駄話につき合ってくれた。オジサンはこういう真摯な対応に弱いのだ。 そんなこんなでアロワナやグッピーなどを見学しつつ、日本の淡水魚のコーナーに目がいった。 熱帯魚の派手さはないが、タナゴ、金鮒、ムギツクなどの日本産の淡水魚には
”奥ゆかしい美しさ” があって、僕は大好きなのだ。 そんな淡水魚に並んで、50cmくらいのナマズが売っていた。 バス、ライギョ、ナマズなどのグロ系の魚も大好きな僕は、このお店がナマズを扱っている事に好感を抱いた。 「ナマズも売ってるんですね」と僕。「こういうのが好きなお客さんも多いんです」と、おねーさん。 「ウチのお店の近くにもナマズがいっぱい居るんです。数年前には、白いナマズを釣ったことがあるんですよ!70cmくらいはありましたよ。」と言うと、「ほんとですか!」と、おねーさんの目の色が変わった。 「アルビノだったんですか?」 「でも、目は赤く無かったんですよ」 「きっと突然変異ですね。 いずれにしてもすごいですね!自然の状態でそんなに大きくなることは希ですよ!どこで釣れたんですか?」 「近くの川です。 そのあと、40cmくらいの白いナマズも見ました」 「いいな、いいな〜」 ・・・みたいな会話が暫く続いた。おねーさん曰く、自然状態での白ナマズは、マニアの間でそうとうの値打ちがあるらしい。 僕は、自分が釣った白ナマズが誉められた事が嬉しくて
(久しぶりにキレイな女性とオシャベリができた事も手伝って)、とっても気分の良い時間が過ごせた。僕は
”白ナマズの写真” を差し上げる約束をしてお店を出た。 数日後、写真を持っていった時、おねーさんはとても喜んでくれた。僕は、またまた気分が良くなり、店主
(やはりオジサンだった) に言われるままに、水槽のろ過グッズを買って帰ったのだが、その時僕は、ふと我に返った。 もしかして、この店の店主の術中にハマっているのでは・・・。(ウチも、キレイなおねーさん、雇いたいなぁ〜。)
05/18 A Ring of Rise.
久しぶりに海へ行って来た。夜中の0時過ぎに到着したのは茨城県の大洗漁港。今まで大した漁獲量もないのに、僕等は5〜6月のこの時期、利根川のライズをほっといて、なぜか大洗漁港に来ることが多い。 まぁ、僕等の釣りは
「どれだけ笑うか?」 が最大の目的なので、大した理由もなくここに来ている。 夜中に到着すると、まずはワームのライトリグで根魚を狙うのがいつものパターン。海無し県で暮らす僕等にとっては、たとえアナハゼが釣れても楽しいのだ。
釣りを始めて数投目、夜光虫で光る海面から魚信が・・・。 釣れないで朝を迎える事が多い僕等は、のっけから緊張のピークに。上がってきたのは20cm弱のメバル君。 「ずるい!」 友人・Kが羨ましがる。しかし、Kにもスグにメバルが釣れて二人とも上機嫌。 それからはメバルのオンパレード。なぜか20cmくらいのアジまで釣れて、今までにない漁獲量に余裕が出てきた。 さんざん釣って平常心を取り戻した僕は、なにげなく見ていた暗い海面に波紋を発見。ポツーンと波紋が拡がり、まるで中型のヤマメがユスリカを吸い込むライズリングみたいだ。Kに聞こえるように「ライズ発見!」とふざけながらワームをキャストし水面直下をリトリーブ。ワームがライズ地点を通過するかと思った頃、何かがワ−ムをひったくった。結構強い引きだ。上がってきたのは25cmクラスのシーバス君。チョー嬉しい。 これ以後の僕は、暗い海面を注視し変化を探すようになった。フライ釣り師の習性だ。すると、場所によっては見つかる見つかる! ポワ〜ンという感じのシブいライズがあちこちに・・・。 ぼくはドライフライをプレゼンテーションするようにライズへワームをキャストする。すると、ほぼ百発百中でアタリが出るようになる。釣れてくるのは全てメバル。 良く観察すると、この夜のメバル達は、水面付近を漂う何かの稚魚(推定1〜2cm)を飽食していたらしい。だからユスリカのシャックか何かを吸い込むようなライズをしていたのだ。 これじゃあ、まるでフライフィッシングのマッチング・ザ・ハッチの釣りと同じではないか・・・!フライロッドを持ってきてれば・・・。 僕はちょっと残念だった。 だけど、’メバルのライズ狙い’という体験はこれが初めてなので、非常に勉強になった。 夜が明けて明るくなると同時に干潮になってメバルのライズは終わったが、代わりに大型のシーバスやボラのヘッド&テールのライズが始まった。やはり1〜2cmの小魚を水面へ追い上げて喰っているらしい。僕はかなりシビれて、降り始めた雨の中、濡れるのも構わずに釣り続けたが、彼等には全く相手にしてもらえなかった。 それにしても、海に来てまでライズに翻弄される釣りをするとは思わなかった! フライ釣り師の悲しい性でしょうか・・・?
05/13 怒涛のキャスティング大会
そもそも最初の主旨は、「キャンプの夜にお気に入りのタックルを持ち寄って、グラスを傾けながらタックルの話をしよう。」というものだった。しかし、さんざん飲んで酔っぱらって(この時点でとてもキケンなハイの状態)からロッドを取り出したのがイケナカッタ。 気が大きくなった僕等は、誰とも無しにロッドにラインを通して試し振りを始めた。 誰かが誰かのロッドを評して「この竿、いいね〜」なんて言うと、言われた誰かさんは気分が良くなり、「じゃぁ、こっちの竿はどう?」みたいな感じで新たな竿を出してくる。 キャンプに来ていた全員がこのスパイラルに巻き込まれ、真夜中(10時か?それとも11時か?)のミッドナイト・キャスティング大会となってしまった。 出品されたロッド群はクラモチロッドのプロト(バンブー、グラファイト)に始まり、ハーディー、フィリップソン、ペイン、テッド・シムロー、スコット、トーマス&トーマス、F.E.トーマス、ジム・シャーフ、ダントン・・・・などなど、挙げればキリがない。 酔っているので、バックキャストがバシバシと枝に引っかかろうがみんなお構いなし。今考えるとゾッとする。よくもまぁ、ロッドが折れる事故がなかったものだ。 しかし、これらの銘竿が一同に会して振り比べ出来る機会なんて、そうそうあるものではない。あの場に居合わせた人は、とても貴重な体験をしたに違いない。またやりたいなぁ〜(こんどは酔ってない時にね)。
05/07 クロネコ マイ ラブ!
ゴールデンウィークの最後の二日間、利根川河川敷の
”北橘グランド” にお店を移し、お客さん達とキャンプ&フィッシングを堪能した。 お店のシャッターに「5日・6日はキャンプ中につき、ご用のある方は北橘グランドまで・・・」という内容の張り紙をして準備万端。 当日は夕マヅメまで釣りをして夜の宴に突入。倉持さん(Kuramochi rod co.)とその仲間達や、当店のお客さん達が駆けつけてくれて、「永井のモツ煮」や「ホワイト餃子」で盛り上がった。なかでも、お客さんのMさんが作ってくれたダッジオーブン料理は最高だった。そんな宴のさなか、僕たちしかいない真っ暗なグランドに一台の車が入ってきた。どうもトラックのようだ。そのトラックは僕等より数メートル離れた暗闇の中に停車した。 しばらくすると、車内から降りてくる人影が・・・。 「カーティスクリークさんですか? ヤマト運輸ですけど、お荷物が・・・」 僕等全員、驚きのあまり絶句した後、大爆笑と賞賛の声が上がった。 お店のシャッターの張り紙を見たクロネコのドライバーは、わざわざグランドまで出張配達してくれたのだ! こんなスゴイ会社は、まず他には無い。 本来なら”ご不在配達通知書”
みたいなのを置いて帰るのが普通だ。 ドライバー魂がそうさせたのか、それとも会社の指示なのかは分からないが、出来る会社の神髄を見た思いだ。 あっぱれクロネコ! ぼくはもう、一遍でクロネコのファンとなった。 その後、驚愕の「真夜中の名竿キャスティング大会」を経て日付が変わっても宴は続いた。 充実した夜だった。
04/25 F.E.トーマス (vol.2)
夏頃まで利根川本流で釣る事が多い僕の最近のお気に入りは、
8フィート6インチで#4ラインが適合する「F.E.トーマス・スペシャル」
という竿だ。約50年前に製作されたこのオールドロッドは、
(vol.1)で登場した7フィート6インチと比べると、「これが同じ人の
作品か?」と思うくらいに全く違った性格を持っている。
バットもかなり細身で全体的にしなやかなベンディングを描く。
現在主流のフライロッドからは遠く離れたアクションで一見
ベナベナの竿だが、慣れてくると、強風吹き荒れる春の本流筋でも
通用するトルクのあるループが作れ、非常に使い勝手が良い。
しなやかなそのアクションからは想像できないが、大型の魚の強烈な
走りにも耐え、細いティペットもカバーしてくれる。 この竿のおかげで、
この春は本流の大型ヒレピン・レインボーを複数ランディングに成功
している。 使い込むほどに、慣れるほどに、そのパフォーマンスの
全貌が明らかになってくる。 7フィート6インチの竿とは全く違った
テイストで、どちらのトーマスにも味があり、シビレまくっている。
大先輩のトーマスさん、本当に釣りが大好きだったんだね〜!
04/18 悪夢
ここ2週間くらい風邪が治らずに参っている。釣りで休むことはあっても、僕が体調不良でお店を休むのは希なのだが、今回の風邪では高熱が出て、お店を2日間休みにして病床に伏していた。おかげさまで熱は下がったが、今でも咳が止まらない。 そんな高熱にうなされながらの病床で、何度も同じ夢を見た。 僕がキャストしたフライを、大きなヤマメがヘッド&テールで飲み込むのだ。僕は思わず合わせようとするが、そこで目が覚める。たったこれだけの短い夢を、何度も何度も繰り返しで見た。高熱にうなされながら見る夢が釣りの夢・・・我ながら本当に呆れた。 僕が寝込んでいた二日間はどんよりと曇り、暖かくも寒くもなく正にスーパーハッチが起こりそう。病床から窓の外を眺めてはため息をついていた。今になって冷静に分析すると、よりによってこんな絶好の日に外にも出られないのは非常にストレスだったのではないか? 合わせようとすると目が覚めるのも、ストレスの現れか?(夢の中でくらいは、大ヤマメを釣らせてくれたっていいじゃん〜)
04/10 カッチン
カッチンは小学校時代の友達。細面でいつも笑顔。気が優しい性格で中日ドラゴンズの帽子を被り、僕と同じく勉強は出来ないほうだった。 ある朝、宿題を忘れた(やってこなかった)のはクラスの中ではカッチンと僕とモミの三人だけで、先生に「三人とも、家に取りに行ってきなさい」と言われ、三人で走って校舎を後にした。でも、三人とも宿題をやってあるはずもなく、途方に暮れながら公園や空き地を三人で右往左往した。いつも笑顔のカッチンがとても困った顔をしていたのを今でも良く覚えている。 そんなカッチンが突然夢の中に出てきた。物静かで優しそうな、あの頃の笑顔のままで。 夢から覚めると、何故か涙が出ていた。 年齢を経るに従いカッチンとは疎遠になっていったけど、今思い返してみても、誰かの悪口やイヤミなんて彼の口からは一度も聞いた覚えがない。目立たないけどいつもニコニコしていた。 大人にだってなかなか出来る事ではない。僕は彼のすごさに今更ながら気がついたのだろうか? 中学を卒業して以来全く逢ってないが、いまごろどうしてるんだろう。
03/19 ゆずぽん
昨日は阪東地区でお客さん達と釣りをした後、夕方からコンサートへ行って来た。 いろいろなバンドが出演していたのだが、僕らの目当ては女性二人のデュオ、「ゆずぽん」だ。子供の頃の僕のご近所さんで、バイクという僕と同じ趣味を愛する「マッチ」と、僕もマッチも行きつけのバイク屋さん(Sky Road)の社長の奥様「里美さん」の二人が結成したユニットだ。 名前からも分かる通り、「ゆず」のコピーが中心。 本人たちは謙遜していたが、二人の唄やアコギの呼吸もピッタリ。マッチのトークも、里美さんのハーモニカ(僕も一緒に練習しました)もバッチリだった。 最近、ポップス尺八なるものを始めた変態薬剤師’K’と、ギターやハーモニカを少々たしなむ僕は、ゆずぽんの二人に触発され、帰りの車の中で「俺達も、もっともっと精進しなければいかん!」 と熱く語り合った。 釣りでも音楽でもバイクでも、趣味というものは終点が無いところが楽しいですね。 (それにしても、むさ苦しい話ばかりのこのページも、女性の絵が入ると華やかになるな〜!)

03/12 密談
久しぶりに栗原さん(KURIHARA ROD CRAFT)の工房へ遊びに行った。工作機械が所狭しと並んでいる、工場と呼んだ方が良いような工房にはいつも圧倒される(工房の様子はこちら・・・)。 圧倒されるが、同時にとても居心地が良いので、ここに来るといつも長居してしまう。 様々な製品やテストロッドを拝見しているうちに本題を忘れそうになった。今回は、4月7日(土)・8日(日)に沼田(訂正:利根郡)のレイクフォレストで行われる一周年イベントへの出展の打ち合わせのために来たのだ。しかし、話は解禁したばかりの渓流や利根川本流の釣りの方へと逸れてしまい、なかなか本題へたどり着かない。仕方ないので、近い内に一緒に釣りに行くと言うことで意見を強引に合致させ、話を本題へと軌道修正した。 イベントには、当店と栗原さんとで共同出展をします。楽しい企画を考えておりますので、4月7日・8日は、是非レイクフォレストへお越し下さい。当日発表の新作もありますよ!
03/06 類友
「類は友を呼ぶ」という言葉があるが、それを実感する出来事があった。 時間つぶしに入ったリサイクル屋さんでの出来事。 ガンマニアでもある僕と友人Kの二人は、乱立するフィギュアや漫画などには目もくれず、お目当てのモデルガン&ミリタリーコーナーへ直行した。さんざんヴィンテージ物のモデルガンなどを拝見し終えて店を去ろうとしたとき、店内のモニターの前で僕らは目が釘付けになった。モニターに映し出されていたのは、僕の大好きな拳銃・ルガーP08のバレル(銃身)を削っている職人の姿だった。「何これ?」「DVD? それとも何かの番組の録画?」僕らの興奮はピークに達した。「このDVD、商品なのかな?」「商品だったら買いたい!」ということで、店員のおねーちゃんに尋ねると、ガンコーナーの担当者を呼んできてくれた。 「それ、オレの私物なんですよ。CSのテレビから録画したもので商品ではないんです。」彼は申し訳なさそうにそう言った。 「そうですか、それでは仕方ありません。」と僕らが立ち去ろうとしたとき、「時間、いただけますか?」と呼び止める声が。なんと親切なことに、彼は自宅でダビングしてきてくれると言う。 「ホントですか!」 もちろん、僕らはその申し出に甘えることにした。 先日、彼から連絡が入り、僕は約束通りダビングしたDVDを受け取った。彼は1円も要求しないのでこちらは恐縮してしまったが、丁寧にお礼を言って彼と別れた。そのあとで僕は思った。 商品を買いに来る人はいても、あの画像に興味を示す人はそういなかったのかもしれない。彼は、自分の個人的にやってきた事を評価する人(この場合、僕等)が現れたのが、嬉しかったのではないだろうか? どの世界でも通常、マニアックになればなるほど人に理解されるのは難しくなるものだ。だからこそ、分かってくれる人に出会ったときの嬉しさは計り知れない。まさに「類は友を呼ぶ」だ。僕にも心当たりがあるが、最後は商売ではなくなってしまうのだ。類(マニア)とはそういうものだ、と思う。 しっかし、ルガーには、シビレる〜!!

02/26 三十年の思い
当店のコアなお客さんである’恐怖のお饅頭屋・Fさん’から、うれしいうれしい頂き物をした(この人もかなりキちゃってる人だが、その話はまたいつか・・・)。 Bomber社のJerkbait(右画像)。 僕がバス釣り小僧だった頃、とても欲しいルアーのひとつだったのだが、どこを探しても近くの釣具屋さんには売っていなかった。新東亜ツネミ(当時の輸入元)のカタログを眺めては「どんな動きをするんだろう?」と想像を膨らませていたものだ。ジャークベイトとは、その後もずっと縁が無く現在に至っていた。 Fさんが「どうぞ。」と差し出してくれたとき、今までの思い出が走馬燈のようにアタマの中を巡った。30年近く前の憧れが突然叶ったのだ。 釣りを続けていて本当に良かったと思う。Fさん、ありがとう!
02/20 業務連絡
業務連絡です。 本年度より、カーティスクリークの会報、「月刊スペシャルキャスト」の配布を開始しました。恥ずかしながら、イラストも文章も僕のオール手書き(大事な事は手書きで伝えなくっちゃ!)のフリーペーパー。1月から始まり、すでに3月号を配布しております。その内容は、商品の紹介やイベント案内はもちろん、ちょいテクの解説や釣り場情報、全く釣りに関係ないような、くだらない情報(このページみたいな・・・)など盛りだくさん。 当店にご来店のお客様には、もちろん(半強制的に)配布させていただいておりますが、沼田(訂正:利根郡)のレイクフォレスト様や、同じく沼田のおくとねフィッシングパーク様にも置かせていただいています。品切れ御免!(そうなると嬉しいなぁ)です。 もう一つ業務連絡。 当店でも取り扱っている、The
Kuramochi rod co. の倉持氏のブログが開設されました。僕も時々乱入しようと思っております。 ロッドビルダー今日の出来事 です。 彼も ”かなりキテる(或いはイッてる?!)人” なので、みなさん覗いてみて下さい。
02/10 三番ホルモン
月いちで、”ウマイものを喰って飲んだくれる会” みたいなのをやっている。 昔からの釣友、釣りは止めちゃったヤツ、後輩、お客さんなどなど、「来る者は拒まず、去る者は追わず」という、いいかげんな集りだ。
前橋の繁華街からちょっと外れたところに”三番ホルモン”はある。外観も、昔なからの「一杯飲み屋」で、安さ、旨さ、気軽さと三拍子揃っていてる。お洒落な高級店が苦手な、僕の様な人間にはとってもありがたい存在だ。 お肉以外は、お酒も氷もほとんどセルフサービス。 となりのテーブルのレモンハイが美味しそうなので、「レモン下さい」と言うと、「ウチには無いよ。持ち込み可だから自分で買ってきて!」なんて言われたりする。 ちょっと前までは、ごはんすらメニューに無くて、近くのコンビニやスーパーで買ってきて持ち込んだものだ。 この気軽さ、いいんだよね〜。 また、お肉(豚)も最高で、タン、ハツ、トロ、ナンコツなどの焼きたてを焼酎やホッピーで喉に流し込む時、得も言われぬ至福の一瞬が訪れる。価格も安く、僕らが死ぬほど喰って飲んでも、いつも¥3,000くらいかな。お酒に強くない僕のような人でも十分楽しめるお店。今月も行っちゃおうかなぁ〜。
02/06 トラブルシューター
僕が大好きなルアーのひとつにブレイクモア社のトラブルシューターがある。ルアー本体にはメーカー名や名前などの刻印が一切無いし、意外とチープな作りだし、一見すると三流メーカーのパチモンと間違えてしまいそうな外観だ。いちばん大きいのと、いちばん小さいサイズは通常のクランクベイト。真ん中のサイズはミドルディープのリップを持っている。 このルアーのいちばんの特徴は、ルアーを泳がせるとリップの付け根に空いた穴からボディ内のトンネルに水が入り、背中とお腹に空けられた穴から水が排出されることだ。このアクアソニック効果がどれだけバスを引きつけるのかは不明だが、当時の僕らはその効果を疑わず、こぞってトラブルシューターを投げ倒した。 誰かがコイツを使い出すと、キャスト時にボディの穴に空気が通って、まるでホィッスルを吹いたような「ヒュ〜!」という音がする。真っ暗な夜釣りでも、「ヒュ〜!」の音で友人がどこにいるのか確認ができたものだ。一般的には誰も見向きもしない絶版B級ルアーだが、僕にとっては大好きなフェイバリット・ルアーなのだ。今年はコイツを第一線に復帰させようと思っています。

01/31 上州変態倶楽部
僕の名刺の裏面には様々な肩書きや資格などが羅列してあるのだが、その裏面を見た多くの人々が口を揃えて言うのは、「上州変態倶楽部って何ですか?」という質問だ。
「上州変態倶楽部 会長」・・・これが僕の肩書きのうちの一つだ。 その言葉の響きから、ともすると「エロ系のアブナイ組織」と思われがちだ。確かにそのような一面が全く無いとは言えないが、上州変態倶楽部は決してエロオヤジの集まりでも、痴漢の集団でもないのだ。
アインシュタインもピカソも坂本龍馬も、自分の信念に基づいてコツコツと我が道を行き、素晴らしい功績を成したハズだ。周囲の理解や賛同を得られないのは当たり前で、果ては、「あいつはバカだ」「アホだ」「キチガイだ」と言われていたに違いない。しかし、どんな逆風も、アホ・キチガイという罵声も意に介さず、己の情熱を貫き通していると、いつかは「あいつはスゴイ」という賞賛の声に変わっていくのだ。 釣りでも良いし、ゴルフでもエロ本収集でも何でも良い。一般のみんなが「引く」くらいの熱狂や研究が欲しい。「あいつは本当にバカだな!キチガイを通り越して変態だ!」 と言われるようになってやっと一人前。やって、やって、やりつくすと見えてくるモノがあるのだ。 「バカと利口は紙一重」という言葉を引用するまでもなく、いつの時代も「変態と呼ばれた人々」が新しい道を切り開いてきたのである。
上州変態倶楽部は、釣りの倶楽部でもエロ人間の集まりでもない。 また、入会希望者が時々おられるが、ちまたに氾濫する多くの愛好会のような、誰でも入れる開かれた倶楽部でもない。選ばれた人間のみが入会を許可されるのだ。英国で言う「Sir」の称号のような、言わば「任命制」の組織なのだ。入会したい・したくないに関わらず、承認役員会が「こいつは普通とは違う。真性変態だ!」と認めた人間は、有無を言わさず一員にされてしまう恐ろしい地下組織なのだ。 そして、会員同士がお互いの「変態さ」を認め合い、高め合って、いつかは社会に貢献できることを目標とする崇高な精神の基に組織されているのだ。二年前に発足したが現在の会員数は、顧問、CEO、そして僕(会長)を含む全三名。入会希望者は非常に狭き門であることを心得よ。
01/17 F.E.トーマス (vol. 1)
へそまがりの僕は、他人と同じ様な道具では満足できないところがある。 本当は、竿やリールなんて適当なモノが一組あれば、実際の釣りにはほとんどの場合事足りるのは分かっているのだが・・・。 なかでも、フライロッドにはひとかたならぬ思い入れがある。
フレッド・トーマスは、バンブーロッドの始祖ハイラム・レナードのもとで職人としての修行を積み独立した男だ。ペイン、エドワーズと並んで、レナード出身の三巨塔として知られている。 しかし、一般的に、ペインやレナードほど日本に於いて彼の竿はポピュラーではない。雑誌などにも取り上げられる機会も非常に少ない。もちろん、僕の周りでも彼の竿を所有している知人はほとんど居ない。でも、僕はそこが気に入っているのだ。誰も持っていないからこそ「どんな竿なんだろう?」という興味が湧くのだ。 僕が初めて手にしたF.E.トーマスの竿は、40〜50年代の7フィート半・#4の’Special’という竿だ(正確にはフレッドの息子のレオンが製作した竿かも知れない)。 バット部は’強烈’な盛り上がりのスウェル。まるで#7とか#8ロッドの様に太い。2本あるティップセクションは、それぞれテーパーもアクションも違うディファレンシャル。空で振ってみると、バンブーロッドとしてはかなり返りが早く、まるで’棒’の様に感じる。でも、一旦ラインを通してキャストすると、どちらのティップを装着した場合でも、まぎれもなく気持ちよい#4ロッドになる。2本のティップはそれぞれキャスティングフィールが違い、使い分けることで、まるで違う2本の#4ロッドを所有しているみたいだ。なんだか得した気分。 先日も倉持氏(Kuramochi rod co.)と、お店の前でこのロッドをキャスティングしてみたのだが、職人の目から見ても、その設計や竿に対しての考え方に興味が湧く素材だったようだ。50年も60年も前の職人の研究心と熱狂に二人とも脱帽した。 「新しい、古いではなく、職人やメーカーの気概や情熱が感じられる道具って本当にいいなぁ」と、僕は改めて思った。 「どうだい、楽しい竿だろう?」とトーマスさんの声が聞こえたような気がした。
01/03 夢見る40歳
明けましておめでとうございます。2007年も何卒宜しくお願い申し上げます。 ・・・というわけで、元旦からえらい夢を見た。 それも、豪華二本立てだ。 まず第一幕は、僕が尊敬する釣師
’ リー・ウルフ ’ と逢った夢だ。 彼は飛行機事故でこの世を去ったのだが、彼の釣りのエピソードには度肝を抜かされる事ばかりだ。例えば・・・カジキをロイヤルコーチマンで釣ったり、ロッドを使用せずラインとフライだけでサーモンを釣ったり・・・と変態的(失礼!)な数々の偉業を成し遂げた大先輩だ。夢の中で彼はロッドのウンチクを話してくれたが内容は忘れてしまった(もしかしたら、ロッド作りに関するすごいアイデアを伝授してくれたのかもしれん・・・モッタイナイ!)。 いつか僕があの世へ行った時には是非彼と再会を果たし、三途の川の汽水域でターポンの釣りを教えてもらおうと思う。 場面は変わって第二幕目は、ハイウェイみたいな道路を単車に乗ってどこまでも行く夢だ。バイクの種類などは記憶に無いが、目覚めた後も非常に気持ちよかった事だけは実感出来た。BGMは「太陽へ続くハイウェイ」って感じ。こりゃ、今年は本格的にバイク乗り復活か? 去年のオオクワガタの夢に続いて、初夢としてはかなりイイ線いってると思う。
Back 2006年
店主の釣行記だけでなく、日頃考えている事や思ったことなどを不定期に書き込んでゆきます。まぁ、釣具屋のオヤジの独り言ですね。独断と偏見で構成されていますので、メールでのご意見、ご批判、ご質問に対してはご返事致しかねます。お店においての直談判のみ受付いたします。
店長のマニアック日記 2007