12/31  キャンディーズと開高大兄
 早いもので、今日は2008年の大晦日。皆様のおかげで、とっても楽しい一年を過ごせました。 ありがとうございました。
 それにしても、時間の経つのが早すぎます。 40歳を過ぎて、まさに「光陰矢の如し」を実感しております。 2008年最初の日記にも書きましたが、「私たちには、時間が無いのよ!」というキャンディーズの言葉が、今更ながら胸に突き刺さります。 人生は短い。 釣りに行くにせよ、美味しいものを食べるにせよ、クワガタを捕るにせよ、本を読むにせよ、一刻を争うのです。 「グラスの縁に唇を付けたら、かまわず一気に飲み干しなさい。あとで後悔しなさんな!」と開高先生もおっしゃってました。迷う暇は無いのです。早くしないと「すぐに終わっちゃう」のです。
 開高先生とキャンディーズの言葉を胸に、2009年はもっともっと感動を分かち合える友人を作り、もっともっと楽しく過ごしたいですね。 この年末年始の休みは、大兄の本を読み、キャンディーズの曲を聴いて過ごそうと思います。
  一年間、お世話になりました。2009年も何卒よろしくお願い申し上げます。
12/22  グラビアデビュー
 先週の土曜日、某FRという釣り雑誌が取材に来られた。取材内容は来月発売の同誌を見ていただくとしてここでは割愛するが、画像でお分かりのとおり、今回の目玉は当店専属グラビアモデル(笑)のTちゃん(当たり前だが、写真中央)。雑誌初デビューだ。 残念ながら今回は水着のショットはないが、事と次第によっては将来的に・・・なんてオジサンは期待している。 花のない業界なので、取材に来たFR誌の編集部も大喜びだ。 彼女はこれから、3月の渓流解禁に向けてキャスティングとタイイングに更に磨きをかける予定。目表は「目指せ、日本のジョアン・ウルフ!」。 暗い話題ばかりの2008年、たまにはこういう明るい話題もないとね! これからの彼女の活躍に乞うご期待!  (ちなみに、他のムサい男共二人はどうでもよろしい。) 
11/21  
 去る11月15/16日の二日間、The Kuramochi rod co.の展示会&懇談会のため、茨城県から倉持氏が来店されました。バンブーとグラファイトのフライロッド、それにグラファイトのバスロッドも手がける倉持さんは、やはり本当の釣りバカ&タックル・フェチでした。この二日間で改めて感じました。 
 ロッドビルディングという職業は、製作者の釣りに対する姿勢や道具に対する美意識がにじみ出てしまうもののようです。それぞれのビルダーにはそれぞれの世界観があり、それがそのビルダーだけが持つ「味」となるのでしょう。 
 クラモチロッドにも、彼だけが持つ「クラモチ・ワールド」が彼のロッドの中に確かに封じられていて、アクションやテーパーは言うに及ばず、コルクグリップやリールシートといったディティールまでも独自のバランス感覚で製作されています。 特にグリップの形状やサイズなどは、画像でお知らせしようとしても、その質感や立体感は全く伝わらないのが惜しいところです。
 当店ではラインを通してテストキャストしていただける、デモ・テスト用のクラモチロッドを常備数本ご用意しております。 ご興味のある方、バンブーロッドの購入をご検討中の方は是非ご来店されて、キャステイングしてみる事をお勧めいたします。 きっと、自分の釣りやキャスティングに合った一本を見つけられると思います。 テストキャストだけでも構いませんよ! お待ちしております!
11/09  憧れのPhillipson
 ルアー・フライの釣りに目覚めた中学生の頃、国産のタックルは欧米メーカーのコピー品がほとんどだった。 ルアー・フライの本場である欧米のタックルの雰囲気を少しでも感じたかったボクは、国内メーカーではなく、シェークスピア社の安物のグラス製スピニングロッドなどを買ったりしていた(後に、このロッドは日本で作られたことが発覚したが・・・)。 
そんな中、人伝えや雑誌などで「最高のグラスロッド」と言われる道具の中に「Fenwick」と「Phillipson」という名があった。 憧れのフェンウィックは近くの釣具店でも良く見かけたが、もう一方のフィリプソンは何故かどこにも置いてなかった。 風の噂で、フィリプソン社はすでに倒産している・・・と知ったのは、少ししてからのことだ。  その後、高校生になり、ゴルフのキャディーのバイトをしてフェンウィックの FC-38というベイトロッドはやっと手に入れた。 しかし、依然としてフィリプソンのロッドは見た事さえなかった。 次第に「フィリプソン」という言葉が頭の中でグルグル回り、日々憧れだけが募っていった。 

  
10/06  カッコイイ魚
 ボクは釣り好きではありますが、もとを正すと、動物、昆虫、魚などの「生物好き」なのだ。そもそもボクの釣りは「生き物に触れる手段」として始まった気がする。 普段のボクは釣師として、トラウトやバスなどを好敵手としてリスペクトしているのだが、フォルムとしての「カッコよさ」という点で言うと、右画像のウキゴリなどはかなり上位にランクする。低く構えた姿勢、両目の配置、体に対しての口の大きさ、横から見た時の頭部の薄さ、胸鰭の大きさと形状・・・どこをとってもまるで古代魚。爬虫類的ですらある。昔、テレビでイナズマンという番組があったが、このウキゴリは、そのイナズマンの愛車の「雷神号」を彷彿とさせる。あまりにもカッコイイ。これでもし1mくらいまで成長する魚だったら、きっとボクの中ではダントツのトップクラスになっているだろう。
 渓流もオフシーズンになったことだし、釣りの対象とはなりえない素晴らしい魚を求めて、ガサガサに精を出したいと思います。
09/26  オフの楽しみ。
 群馬県の渓流は9月20日で禁漁となった。トラウトアングラーたちにとっては、長い長いオフシーズンの始まりだ。 生粋のトラウトオンリーのアングラーと違い、基本的に ”節操なし釣り師” のボクにとって、オフシーズンという言葉はあてはまらない。 
 先日は、お客さんのWさんと柏崎までハゼ釣りに行ってきたばかり。秋のハゼは型が大きく、アタリや引きも強いうえに食べても美味しい。外道でセイゴやチンタ(クロダイの子供)も釣れて、二人とも真っ暗になるまで夢中で遊んだ。
 昨日の休日は、午後からひとりで近所の池まで小物釣りに出かけた。 短いヘラ竿にトウガラシ浮子、エサはマルキューの「大ごい」。ボクの定番の道具立てだ。 エサ打ちを開始してしばらくすると、小さなアタリが出だす。 クチボソのアタリをかわしつつ釣れて来るのは、手のひらサイズの真鮒と小鯉。 型は小さいけど、どうです、この美しい魚体! トラウト類とは異次元の美しさ。 子供の頃になじんだ人も多いと思いますが、大人になった今だからこそ、この繊細な世界をもう一度味わってみてはいかがでしょう。 きっと、新たな感動がありますよ。
 
09/10  禁漁間近
 すっかり秋めいてきた昨今ですが、群馬県の渓流は9月20日でおしまい。 あと10日しかない。 夏の間のゲリラ豪雨に加え、長いこと体調を崩して休んでいたので、渓流への釣行回数は例年よりかなり少ない(本流域は別として)。 回数が少ない上に下手なことが災いして、今年はまだ、まともなサイズのイワナに出会っていない(正確には釣り上げていない)。何回かチャンスはあったのだが・・・。 残りの休日を考えると、渓流へ釣りに行けるのもあと二回。 僕と遊んでくれるような心優しいイワナ君に出会えるだろうか? 

09/19  やりきる・・・という事。
 数年前からハマっていることに源流釣りがある。 毎年夏になると、車で行けるところまで行って、そこから数キロ歩き、朝から晩まで源流域で遊ぶのだ。 車を止めたところからすぐ川に入るのではなく、しばらく「歩く」のがキモだ。はじめは、汗をかきながら釣りをせずにもくもくと森の中を歩くのは、いつも怠惰な生活を送っているボクのような人間には少々キツく感じられたものだ。しかし一日の釣りが終わってみると、意外な事に、なんともいえない爽快感に包まれるのだ。 便利さを優先すれば、自転車やオートバイなどを持っていって林道はワープ!・・・なんていうのも手ではあるが、あの「汗ビッショリのあとの爽快感」や、真っ暗になってヘトヘトになりながら車にたどり着いた時の「やりきった感」は、歩きでなければ到底味わえないと思う。なによりも、自分自身の足でイワナたちに会いに行く・・・という感じが良い。その上、ウチに帰ってからのお風呂の気持ちよさと、ビールの美味さと言ったら・・・。 
 考え方・感じ方は人それぞれだが、ボクは今のところ「効率」や「便利さ」より、「楽しさ」や「気持ちよさ」を優先したいという気持ちだ。なぜなら、釣りは仕事ではなく「遊び」なのだから。 最近では、わざと「歩き」を必要とする沢を選んでいるようなフシがある(実はMなのか?)。 
08/24 付喪神
 先日、偶然にNHKの「美の壺」という番組を観た。この番組は古美術品などを紹介する番組なのだが、今回の特集は幽霊画などの一風変わった美術品だった。 前半は幽霊を題材にした掛け軸などが紹介された後、番組は妖怪の話へ。 そもそも妖怪とは、古くなり壊れたりして人々に捨てられた「道具」が化けて出たものだそうで、古い巻物にはお椀やお釜の妖怪が描かれていたりする。こういう妖怪を「付喪神 :つくもがみ」と言うらしい。 番組のナレーションでは、「物(道具)は100年を過ぎる頃から魂が宿る」と語っていた。
僕は、もうすぐ100歳を迎えるタックルをいくつか所有している。 これらのタックルも、もうしばらくすると魂が宿り、付喪神となり化けて出るかもしれないなぁ。 でも大切にしてるから、化けては出ないかなぁ〜。 

* 右画像は付喪神の一歩手前の古道具たち。
 
08/22 初秋
 お盆を挟んでの約一ヶ月の間、夏風邪にやられてほとんど釣りに行ってない。毎夏恒例のクワガタ採りでさえも行ってない。 このままでは、今シーズンの渓流釣りも禁漁になってしまう・・・と焦り、どうにか回復に向かっている体調を騙し騙し、昨日は渓流へ行ってきた。 下界では真夏だと思っていたが、釣り場の渓流の水はかなり冷たく、薄手のシャツではもう肌寒い感じだ。 釣れてくるイワナやヤマメも秋の産卵期に備えて濃い化粧をしていた。 山岳渓流では、もう初秋なんですね。 最後に掛け損ねた尺を越すような大イワナのオレンジ色が妙に脳裏に残っています。 秋は大物の季節でもあります。 最後に一花咲かせたいですね!  
 P.S. 今月発売の「フライの雑誌 82号」に、当店が関わった記事が掲載されています(何と、カラーページ!)。 もしよろしかったらご一読を・・・。
 
07/28  鱒もいいけど黒鱒もね!
 北海道から帰ってすでに数週間経つが、帰宅して以来ずっと体調が良くない。夏風邪なのか扁桃腺が腫れて、喉の痛みや鼻水などの症状が治らない。 源流のイワナ釣りにも行きたいのだが、体調のせいかイマイチ気力が湧かない。  ・・・という訳で、涼しい榛名湖の木陰で昼寝をしながら、気が向いたら釣りをしようという感じで出かけた。 お昼過ぎに到着した榛名湖は、最近の雨の影響か満水状態。 「ゆうすげ」の裏のシャローには、スポーニング中の大バスが溜まっていた。せっかく産んだバスの卵や稚魚を大鯉がパクパク食べていた。
約2時間の昼寝のあと(もう夕方!)、場所を変えて葦原の前のシャローへ。 偏光でよ〜く見てると、エサを求めてバスたちがたまにシャローへ入ってくる。 プラグを投げると逃げちゃうので、ノーシンカーのワームで見釣りをする。 入ってきたバスの進行方向へワームをキャストすると、しばらく考えるような仕草をする。いい加減、こちらがシビレを切らしてワームを動かそうとしたら「パクッ」とワームを食べた。 この方法で3匹掛けて2匹ランディング。僕としては上々の釣果だった。
 トラウトも好きだけど、バスにはちょっと人間的なところがあって僕は好きなんです。
07/27 なまら暑いっしょ!
 今月の初め、夏季休業と称して恒例の北海道へ釣り旅にいってきた。いつもは6月中旬くらいに行っているのだが、今回は諸事情により7月に入ってからの出発となった。 同行者はベテランのWさんとフライ三ヶ月のビギナーM君(ルアーはベテラン)。 まずは道北の某河川へ。 初日からヒゲナガのスーパーハッチに遭遇し、素晴らしい釣りを満喫。 Wさんは当たり前のように大物をゲットし、M君は二日目にドライで40cmクラスのニジマスをゲット。フライでは20cmクラスのヤマメしか釣ったことのなかった彼は、ルアーでも50cmオーバーを釣って大興奮! みんな素晴らしい釣りにシビレた。  画像は、キャッチ&リリースで有名な滑骨川でニジマスを狙っていて釣れてしまったサクラマス(ヤマメ?)。ドライ・マドラーに来た。 釣果は十分な内容だったが、関東地方と変わらない気温にはホトホト参った。 道北だというのに気温は毎日30度以上になり、昼間はほとんど釣りにならず、汗びっしょり。これも異常気象の影響かなぁ〜。  それでも、朝夕には素晴らしい釣りができるのは、さすが北海道!  それもこれも、現地で知り合ったアングラーのYさんの的確な情報のおかげです。Yさん、ありがとうございました。
2009年      2007年


4/15  老兵復帰
 トラウトのルアーフィッシングというと、現在では
ミノーを使ったトゥイッチング釣りが主流を占めて
いるようだが、今年は目先を変えて、ミノーというより
プラグで挑戦しようと思っている。
 そもそも一昔前は、ファーストバックやリバーラント
などはトラウト・キラーと呼ばれていたんだし、開高
先生たちはタドポリーを常用してたよね。 タイガー
やマーベリックなどはミノーの部類かも知れないけど
・・・(楽しければOkなのさ!)。
 利根川はもちろん丸沼や中禅寺湖などで、この
老兵たちを復帰させるのが今から楽しみです。



4/30  泥酔
 お酒で酔いつぶれた経験はほとんどないが、僕はどういうわけか船にはめっぽう弱く、シイラ釣りなどではいつも酔い止めを服用している。それでも酔うときは酔うもので、船上でダウンすることも度々だ。   昨夜、友人と映画のレイトショーを観に行った。 その映画は、巨大なモンスターがニューヨークの町を破壊する・・・という単純な内容の映画だったのだが、この映画には参った。 通常の固定カメラで撮影されているのではなく、ある登場人物のハンディーカムの画像が全編を通して使われている。 製作サイド的には、観客が現場に居合わせたような「臨場感」を狙っての演出だと思うのだが、このハンディーカムによる一定しないフラフラした画像は、僕の三半規管にはハードすぎた。 5分も観ないうちに違和感を感じ、20〜30分後には完全にグロッキー。 そう、僕は「映画に酔ってしまった」のだ! 映画に酔ったのは、生まれてはじめての体験で、船酔い以上の強烈さがあった。 先ほど夕食で食べたロースカツ定食のリバースの予感に怯えつつ、僕に出来ることは、じっと目を閉じて、早く映画が終わるのを祈ることだけだった。 帰路は完全なる酔っ払い運転だった。 アネロン、飲んどけばよかったなぁ。


5/26  岩手の旅
 土曜・日曜の二日間、岩手県へ出かけていた。 
この旅の目的はもちろん、東北の無垢な渓流魚の
フライフィッシングを満喫する・・・なのだが、今回は
目的がもうひとつ。 大迫町のNCA(ノースカントリー
アングラー)の加藤 誠氏の工房見学という「お楽しみ
イベント」付きだ。
忙しい中なのに、加藤さんは丸一日半、僕らのために
とっておきの渓流をガイドしてくれた。 水の透明度、
魚の多さ、釣人の少なさ・・・そのどれをとっても関東の
釣りとは異次元で、まさに桃源郷。 充実した釣りだった。
日曜の午後からはもうひとつのお楽しみである「工房見学」。
道路わきのNCAの小さな看板を横目に高台を見上げた
ところにその工房があった。 中に入るとおびただしい
数のブランクやパーツ群、それに旋盤やボール盤などの
工作機械が目に飛び込む。 「プロの仕事場」に、ただただ
圧倒されるばかり。 お宝のリールやロッドなども沢山
発見し、みんな興奮状態。 キレイに整頓された工房は
非常に居心地が良く、時間が経つのを忘れてしまいそうな
空間だった。 近いうちにまたお邪魔して、今度はお宝発見
に全力を尽くしたい・・・(笑)という感じです。 楽しいばかり
の週末でした。 加藤さん、ありがとうございました!

6/9  My Best of Vest
 僕がいちばん最初に買ったフィッシングベストはオーヴィス
社の「スーパータックルパック・ベスト」だった。 ブルース・
ボーレン氏というオーヴィス社のインストラクターが来日し、
日光の湯川でスクールを開講している様子が、当時の
「フィッシング」誌のカラーグラビアに掲載された。 そのとき
のブルース氏が着ていたのがスーパータックルパック・
ベストだった。 あまりのカッコ良さにシビレまくって、その
グラビアを何度も何度も繰り返し見た記憶がある。
 お年玉 + お小遣いでも足りず(当時の価格で約三万円)、
見かねた祖母が足りないところを援助してくれ、やっと手に
入れた。 嬉しくて嬉しくて、ボロボロになるまで愛用していた。 
 各社から出ている最新のベストは機能面も充実し、素晴ら
しい発展を遂げているが、僕にはどうも馴染めない。 最近、
その理由のいくつかに気が付いた。 まず、昔のものと比べる
と風合いが違うのだ。多分、コットンの混紡率のせいだろう。
現在のものは、ナイロンやポリエステル100%のものが多い。
僕は、コットンの持つあの風合いが好きなのだ。 
それと、デザイン。僕から見れば、アユ釣り用ベストや最新
ミリタリー用ベストと「色違い」くらいにしか見えないモノが多い。 
 「古くなったから新調でもするか・・・」ではなく、「あのベスト、
カッコ良すぎる!どうしても欲しい〜」みたいなヤツ、どこかの
メーカーで作ってくれないかしら・・・。

6/16  夏の使者
 この間の定休日は、午後から利根川本流で過ごした。 前夜のスコールのような大雨が心配だったが、板東橋上からみる本流は、少々の濁りはあるものの水位はむしろ下がり気味。 「これはいける」と、早速、フライロッドを持ち出した。  しかし、本流はそう甘くない。 ドライ、ウェット、ニンフと、全ての手の内を総動員したがアタリひとつ無し。 まだ日も高く、なんだか釣れる雰囲気ではない。 そんな「だらけモード」の中、川原で座り込んでいると友人Hが来た。 二人になって少し気が紛れたが、釣れないのは変わらない。 夕方まであまりにもヒマなので、「クワガタ捕りへ行こう」と意見が一致。 河川敷の林の中は、まだ初夏の装いで、盛夏のような樹液が出ている木もほとんど無い。そんな中、木の穴から角を出しているコクワガタをHが発見! 悔しい僕も、真剣モードでクワガタを探す。 結局、数匹づつコクワガタをゲット、今年初の大漁だったが、クワガタにとって今頃の気温ではまだ寒いのか、みんな動きが鈍かったです。 もちろん、クワガタたちは全てリリース。 気分良くイブニングの釣りへ向かえました(イブニングの釣りも良かったですよ!)。


6/20  ウグイ週間
 ずっとハマっていた利根川の釣りをサボって、今週は中禅寺湖と大洗港へ釣行した。 中禅寺湖ではハルゼミのシーズンを意識して、クレイジークローラーでのトップウォーターを中心に釣りを組み立てた。 お昼過ぎに何度かのアタックがあり、やっとフックアップしたのは30cmオーバーのアイソ(ウグイ)。 夕方までに同サイズのアイソをもう一匹追加し釣りを終える。 トラウトには見向きもされなかったが、クレイジークローラーの釣りとしては結構面白かった。
 昨日の定休日は友人Kと大洗港へ五目釣りに行く。 夜中の一時頃到着し、いつものメバリングを開始。一投目からメバルをキャッチしたが、そのあとは苦戦。それでも、夜が明けるまでに10匹前後をキャッチ。僕らにしては上出来だ。  明るくなって、「とっても汚い川」が流れ込んでいるポイントを通りかかると、水面に大きなライズリングが・・・。よく観察すると、大きなマルタウグイがヘッド&テールで水面の何かを捕食している。どおやら、汚い川から流れてくる「ゴミや藻」みたいなものを食っているようだ。 いくらマルタと言えど、水面を割って何かを捕食している大型魚をフライマンとして捨て置けないのだ。 さっそくタックルのセッティングだ。 何かの稚魚の群れが見えるので、まずはメバリングの時の「シラスワーム」をハゼ鉤にセット。 このワームを水面でナチュラルドリフトさせなければならない。しかも、ライズ地点まで約20mのキャスティングが必要だ(こんなとき、フライロッドがあれば・・・)。 オモリを付けてしまえばフックが沈んで意味が無い。 するとKが、「これがあるぜ!」とスーパーボールがセットされたスピニングロッドを差し出した。「中通し式スーパーボール飛ばし浮子」。スーパーボールには様々なカラーやサイズがあり、尚且つ浮力が強いことに着目。彼が数年前から試作していたファイナル・ウェポンだ。 K曰く、「やっと日の目を見るときが来た!」。  このスーパーボールタックルに先ほどのシラスワームをセットし、ワクワクの第一投。 うまい具合にアップストリームキャストが決まった。スーパーボールの後ろに少し沈み気味の白いシラスワームが良く見える。ライズ地点に差し掛かると、50cmクラスのマルタがワームを見に来たが反転、ドキドキだ。 しかし、それ以降シラスワームは無視される。 続いてアオイソメをセット。一度だけ小型(と言っても40cm級)が食ったが、バラしてしまう。それ以降、イソメも無視される。半沈みの状態が良くないらしい。 上流側でロールケーキを食いながら僕の釣りを見ているKが、そのロールケーキをちぎって投げ込むと、マルタたちは何の疑いもなく食ってきた。 さっそくロールケーキを試すが、鉤持ちが悪くて、すぐフックからとれてしまう。「エサがとれちゃう〜」と嘆いていると、「これならどうかな?」とポップコーンを食べながらKが登場。 「黒コショウ風味のポップコーン」だ。黒コショウが効いたかどうかは定かではないが、コイツの効果は凄まじかった。 ぽっかり浮いたポップコーンに、一投目からヘッド&テールでマルタがでる。二人して大笑い。しかし乗らない。ニ投目も同様に乗らない。フックポイントをポップコーンの中に入れてしまっているのが原因か? 三投目、フックポイントを出し、’チョン掛け’にする。 ライズポイントに差し掛かったポップコーンは大きなライズリングと共に水中へ消えた。一呼吸おいてからアワセると、ガッチリとフッキングに成功。かなりの引きだ。やりとりの最中、大笑いし通しだった。  数分後、足元に横たわったのは50cmを軽く越えるマルタだった。ウグイ属に於ける僕のベスト・レコードとなった。
 ウグイに翻弄された一週間だった
 
1/23  カッコイイのココロ。
 遅くなりましたが、あけましておめでとうございました。 
 早い地域では、そろそろ解禁になる河川もあると思います。 群馬県の渓流解禁は3月1日ですが、最近僕は解禁に向けてトラッディショナル・パターンのドライフライやストリーマー巻いています。 今年の僕のテーマは「カッコ良い」なので、ウェアーやタックル、フライやルアーに至るまで自分なりの「カッコイイ」を追求していこうと思ってます。 このような考えに至ったひとつの要因に ”自分に残された時間” があります。 今年で、バカボンのパパと同じ41歳。若いつもりで日々を過ごしていますが、世間から見ても立派なオヤジ。 体の動きも鈍くなりはじめているし、同じ年の友人には老眼が始まったヤツもいます。 すると、自然に「あと何年好きな釣りができるだろう・・・」という考えが頭をよぎります。 仮に60歳まで元気に釣りが出来たとしても、あと19年。 19回の解禁を迎えると、それでオシマイ。 しかも、これは仮定であって、70、80歳まで出来るかもしれないという一方で、50歳で病気になるかもしれないし、明日事故に遭うかもしれないという可能性も同様にあります。僕の釣り人生は、微妙なバランスの上に成り立っていることに、今更ながら気がつきました。 これはマズイ! 一回一回の釣りを中身の濃いものにしないと、絶対に後悔する! 少年時代、開高先生をはじめとした諸先輩方に憧れたのは、彼らがカッコ良かったからです。 だったら、残りの釣り人生、彼らを見習ってカッコイイ釣り師として引退したい。 いや、釣りだけじゃなく、やりたいことは躊躇せずにやらなければ・・・。 自分なりのカッコ良さに、まじめに取り組もうと思う昨今です。 キャンディーズじゃないけど、「私たちには、時間が無いのよ・・・」であります。


2/05  賞金目当ての宝探し
 先日の日曜日は利根川河川敷の清掃活動を行った。
当日の朝、目が覚めると一面の銀世界が・・・。 しかも
10cmくらい積もっていて、ゴミが雪に埋まってゴミ拾い
どころじゃない・・・と正常な思考回路の人間なら冷静に
考えるのだが、常軌を逸している男たちが5人も集まって
しまった! 「ライズしてるかな〜」などと幻想を抱きながら
利根川に到着。 みなそれぞれにレインウェアーや
ウェーダーを着込み作業開始! 案の定、陸地のゴミは
雪の中に埋まっていて捜索不能なので、川の水で雪が
解けている部分を重点的に清掃した。 敵は缶やペット
ボトル、コンビニ・ビニール袋などがメインだが、タバコの
フィルターならまだしも、怪しいティッシュなどのお出まし
には、みんな弱腰となった。 それと、意外に多いのが
電気コード。大岩の下に潜り込んでいて、撤去不能の
ものも多かった。 あと、建築資材の骨組みみたいな
金属製品も多かった。この金属高騰の世の中、河川敷
を念入りに探せば結構良い商売が出来るのではないか
という見解でみな一致した。 金属は、盗むのではなく、
川岸に行って拾うおう! 川もキレイになり、みんなに
喜ばれて金儲けもできる。 一石二鳥だ!

2/16  オーバークォリティー
 画像は、タラスブルバのディパックだ。
 それにしても、コイツはスゴイ。 高校生の頃コイツを購入し
たのだから、かれこれ25年の付き合いになるのだが、どこも
壊れてない。 しいて破損箇所を探すと、画像からも分かる
ように、バックポケットに縫いつけられていたタラスのロゴ
マークが、擦り切れて無くなってしまっただけ。
学校の通学でも、山岳部でのサブザックとしても、バイクでの
ツーリングの時も、釣りの時の着替えや小物の収納などにも
とっても重宝だった。 そして今も現役として、僕の釣行に同行
してくれている。 言うなれば、僕の人生の楽しかったこと、
つらかった事の大半をコイツは知っているのだ。
 先日、お客さんのSさんが、このディパックと同年代のタラス
のモカシンシューズを履いていた。やはり25年以上の付き合
いになると言う。 これって、本当にスゴイ事だと思う。
本当の意味での顧客満足度。 25年前から、タラスブルバは
それを知っていたのだ。 素晴らしいメーカーだ。 
アシックス、万歳!

3/19  夢のあとさき
 ショコタンと一緒に釣りに行く夢をみた。 せっかくカワイイ娘と一緒だったのに、それ以上に進展がないのが僕の生真面目さを物語ってますな。 夢の中なのだから遠慮しないで、あんな事やこんな事・・・しても良かったのにね〜。  
 それはさておき、彼女のあのマニアックさには共感を覚えますね。僕の「釣り」とは方向性は違うけど、アニメなどを語る時の彼女の「熱さ」には、似たようなエンスー度を感じます。 夜中に放映している「墓場の鬼太郎」では、ベテラン声優陣に混じって「猫娘」の声を担当してます。 エンスー・オジサンとしては、彼女にちょっとシビレてます〜。

3/24  楽しい時間。
 ショコタンの話のあとに、全く爽やかさの無いオジサンたちの
画像で申し訳ございません。 
 昨日・一昨日と、ノースカントリーアングラーの加藤氏及び
The Kuramochi Rod Coの倉持氏のお二人が渋川に遊びに
来られて、利根川の阪東地区で釣りをされました。
 両氏ともシブいライズの利根本流ヤマメをゲットされました。
「さすが、ロッドビルダー」という感じです。
釣りを終えた夕方からは、当店内に於いてお客さんとの親睦会
が行われ、同時にガレージセールも行われました。
普段は接することの少ないビルダーの方たちの生の声を聞く
ことが出来き、お客さんたちも満足だったようです。
今後もこのような企画を予定しておりますので、その際は是非
遊びにおいでください。
加藤さん、倉持さん、ならびに、ご協力いただいた方々、本当
にありがとうございました。






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店主の釣行記だけでなく、日頃考えている事や思ったことなどを不定期に書き込んでゆきます。まぁ、釣具屋のオヤジの独り言ですね。独断と偏見で構成されていますので、メールでのご意見、ご批判、ご質問に対してはご返事致しかねます。お店においての直談判のみ受付いたします。
店長のマニアック日記 2008